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香り高い茨城産のシイタケに注目
22・23日、緒川で「特産品祭」

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ヘルシー志向の人たちに人気の食材の一つがシイタケ。県内の主な生産地は、県北の山間地から筑波山麓にかけて。なかでも緒川村の乾シイタケは農林水産大臣賞を10年連続受賞で、全国でもトップクラスの品質を誇る。同村物産センター「かざぐるま」で、22(土)、23(日)の両日、シイタケや自然薯(じねんじょ)などの地元食材を紹介する「特産品祭」を開催。
県北に広がるのどかな風景を楽しみながら、安心・安全の地元食材を見つめ直してみよう。


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シイタケは、低カロリーで繊維質が豊富、そしてビタミンB1やB2、タンパク質、アミノ酸、ミネラルなどを含んだ栄養豊かな健康食材だ。茨城産のシイタケは、肉厚で味がよく、香りが高いのが特長といわれる。料理に使う前に、シイタケを日光に当てると、ビタミンDの量が増えてうまみも増すという。

県内の主な生産地は、生シイタケが、つくば市や八郷町、玉造町など。乾シイタケでは、緒川村や七会村、岩瀬町などで作られている。
2002年の生シイタケ生産量は3612トンで全国5位。乾シイタケは118トンで全国10位。特に、標高約80トンから150トンの中山間地域に位置する緒川村は、シイタケの原木となる広葉樹林が多いため、その立地条件に適している。
全農乾椎茸品評会は、形状やひだの美しさや色などを競う。農林水産大臣賞を5年連続で個人受賞したのは、同村の桑名輝美さん(35)。父・誠次(60)さんと親子2代でシイタケ栽培を営んでいる。

誠次さんは35年ほど前からシイタケ栽培を開始。そのころ、村で盛んだった葉タバコ栽培に見切りをつけて、シイタケに転向。当時、「北関東の空っ風ではシイタケは取れない」と言われた。 「できないと言われて挑んだ。仕事が好きだし、チャレンジ精神だね」と笑いながら当時を振り返る。

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ほだ場(原木を置く場所)選びや採取の見極めなどは、長年の経験の積み重ねが大切だという。うっそうとした森林の中には、ほだ場が整然と点在する。昨年の3月に菌を打ったものは、今年秋ごろから収穫。その後は、一昼夜乾燥機に入れ、乾シイタケの出来上がりだ。
中国などの国外産からの輸入量が増えるなか、価格の低迷に悩まされた時期も。後継者不足も問題になっている。中国産を国産と偽って販売する事件が他県で発生したこともあった。が、原産地の確認・差別化や消費者の安全性重視などで、価格は少しずつ回復しつつあるという。
そんな現状を踏まえながら、若手後継者でもある輝美さんは「いろいろな環境の中でどう実行できるか、栽培は基本に忠実にできるかが難しい。この地で生まれ育ったから、シイタケ栽培を続けていけることが1番の目標」と熱く語ってくれた。

同村の「特産品祭」の時間は午前10時から午後3時まで。雨天決行。


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