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小さな命を守って
あすから「動物愛護週間」、ペットの現状は…

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9月20日 (土) から26日 (金) までは、 動物愛護週間。 近ごろは、 癒し系ペットなどの小さな動物たちが人気を集める一方で、 飼い主の責任や周囲への心配りなど、 動物を飼う際の意識の向上やモラルが求められている。
動物愛護週間は、 動物に対しての愛護と適正な飼養についての啓発を目的にしている。 かわいいという理由だけで、 安易にペットを飼うのではなく、 小さな命を育てるという自覚について考えていきたい。

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毎年、 笠間市日沢の県動物指導センターが開催する 「大好きいばらき動物愛護フェスティバル」。 昨年は約500人が参加。 家族連れや各愛護団体のメンバーなどでにぎわった。 今年は20日に開催し、 昨年同様にさまざまなイベントを用意している。
参加者の目的の一つでもある子犬譲渡会コーナーには、 今年約17匹がエントリー。 新しい飼い主は、 模範的な飼い主となるように期待が込められ、 同センターでは誓約書などで確認を取る。 もちろん、 事前に電話で説明してから来てもらうため、 譲渡会にやってくる人たちは了解済み。
飼い主に対しては避妊・去勢手術をしてもらい、 愛情を持って終生飼うことなどを守ってもらう。 今回の譲渡会後は、 実技付きのしつけ教室を開催。 犬が社会性を身に付けるためのしつけ方などを教える。 譲渡会には毎年約40人前後が訪れ、 人気が高いために抽選で飼い主を決めるほどだという。
同フェスティバルでは、 このほかにも、 介助犬の紹介や獣医師による動物無料健康相談、 グルーミングコーナーやペット用品・動物用医薬品コーナーなど、 動物愛護に関するさまざまコーナーを設ける。

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県動物指導センターの業務内容は、 動物愛護思想の普及や啓発、 狂犬病予防、 犬および猫の引き取り、 犬の苦情処理、 正しい飼い方の指導、 動物相談、 譲渡情報バンクなど。 県内の動物行政について、 多岐にわたって対応している。
県では、 飼い主のいない犬や猫、 捕獲した犬については致死処置、 いわゆる処分をしなければならない。 せっかく生まれた小さな命がたどる悲しい結末だ。 それを避けるためにも、 処分頭数 「ゼロ」 を目指している。
例えば、2001年度の犬や猫の引き取り頭数は1万6565頭だったが、 5カ年計画で8000頭未満にする半減化を進めている。 捕獲された犬の返還率は、 01年度が1.2%で全国最下位だった。 これも10カ年計画で10%へと上げていく。 人と動物が共生するための地域づくりを目指すには、 動物を愛護するための正しい飼育法など、 啓発活動に努めていくのだという。
また、 生まれたばかりの動物たちが見捨てられる事態を回避するために、 避妊や去勢などの家族計画を積極的にアピール。 オスは気性がおとなしくなり、 メスは子供を生まなくなることで、 もらい手が探しやすいなど、 避妊・去勢手術の効果は大きい。
同センターへの問い合わせには、 引っ越しや病気などのやむを得ない事情で、 動物を飼えなくなった人の相談も多い。 なかには安易に放棄する事例も見受けられるという。 新たな飼い主が簡単に見つかると、 誤った考えの人もいる。 もちろん、 新たな飼い主が見つからない場合、 ペットを 「処分」 することをきちんと説明。 飼い主としてのモラルを促す。 処分という事実を知って、 捨てることを思いとどまる人もいるのだ。
県内の犬猫の収容数や処分頭数は、 年々減少傾向になってきている。 とはいえ、 飼い主の管理や意識のモラルに大きく責任がかかっている。
犬猫の避妊・去勢などに対し、 助成金を設けている市町村も増えている。 下妻市、 潮来市、 鉾田町、 五霞町、 猿島町、 境町、 神栖町、 大洋村などが実施。 住民がこうした制度をうまく利用するのも、 小さな命を守るためには必要な方法。 同センターでは、 子犬譲渡会などのイベントの機会を増やし、 各自治体広報誌やホームページの活用などを通じて、 今後も積極的に動物愛護をアピールしていくつもりだ。


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