中高6年一貫教育で人材育成へ
来春4月、水戸に開校

 学校法人常磐大学(諸澤英道理事長、水戸市見和)は同市小吹町内に建設を進めている、中高6年一貫教育の「智学館中等教育学校」(認可申請中)を来春4月に開校させる。県央地域初となる中等教育学校の設立に、地元でも期待が高まっている。

充実した施設・設備環境も魅力

 智学館は「知性と品格を備えた智者となるための学舎」という意味から命名。同校の場合、従来の6・3・3制とは違い、6年間を1つの枠組みとし、計画的で系統的な学習・進路指導を行う。高校受験によって分断されることもなく、独自の一貫した教育で、「自己に誇りを持ち、たくましく未来を切り開く人材」の育成を目標にしている。
 例えば、1年4学期制を導入し、メリハリのある学校生活を実現。標準より5分長い55分授業を採用。7時限の授業により、5教科(国、社、数、理、英)は公立学校の1・2倍から1・9倍の授業時間を確保するなど、独自のカリキュラムが魅力のひとつといえる。チャイムもなく、自分で時間を確認しながら行動するので、主体性を育む学習を展開できる。

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 校舎は「緑豊かな潤いのある学舎」が基本コンセプト。昨今の大型建築物では珍しい、温かみのある「木材」を採用しているのが特徴。2階建て(延べ床面積約7000平方b)で、敷地面積約3万5500平方bの広大な土地に、木造校舎を中庭を取り囲むロの字型に配置。
 普通教室に、4つの理科実験室や天体観測室、外国人教員が常駐する英語教室など各学習室のほか、情報活用の効率化を図るため、図書室とパソコン教室を隣接。コミュニティースペースとして、300人以上が利用可能な食堂兼特別活動室なども設けている。
 体育館は鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積約3700平方b。アリーナ(バスケットボールコート2面)に、屋内温水プール、約500人の電動移動式観覧席なども。スポーツはもちろん、マルチスペースとして、多目的な用途も使用可能。充実した施設・設備環境も同校の魅力といえる。

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 入学定員は1学年120人(1クラス30人)で、総定員が720人。中学・高校一貫教育の独立した中等教育学校となるため、現在の常磐大高校とは併存の形となる。同校開設準備室では「2009年には、開学100周年を迎えます。中等教育学校の開設を契機に、それぞれの学校が独自の個性を発揮、伸ばすことで、次の新たな100年へのステップにしたい」と期待感を表す。
 来年1月まで、生徒や保護者を対象にした、学校説明会を予定している=表参照。

学校説明会開催日程

時間は午後2時〜、
10月14日と11月3日のみ午前10時〜

 029・300・5133(智学館中等教育学校開設準備室)