今年で見納め コスモスフェア
国営ひたち海浜公園
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過ごしやすくなった夕暮れ時。コオロギの音色とひんやりとした秋風が、少しずつ夏の終わりを告げる。国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡)の「コスモスフェスティバル」は、今年で見納め。太平洋と高い空をバックに、 海風を受けながら懸命に咲くコスモスたちは、華やかな「ラストダンス」を披露する。 |
9月16日(土)から11月5日(日)まで開かれる同フェスは、42種800万本のコスモスが彩りを添える。高台にあり、約3haのスケールを持つ「みはらしの丘」には500万本、種類が豊富な「中央フラワーガーデン」には300万本が咲き競う。7月の播種(はしゅ)に始まり、手塩にかけて育て上げられたコスモスたちは、万全の状態で来園者を待っている。
日本では「秋桜」と書かれるくらい有名な花。日本原産と思われがちだが、もともとは2000m以上の高地に位置する、メキシコ中央高原で生まれた。原種は同高原の標高約2500mに生育するピンクの一重咲きの花。明治時代の中ごろ、日本に渡来し、末ごろには丈夫で育てやすく日本人好みの清楚な花であったことから、全国的に広がったといわれている。
大勢の人を楽しませ、魅了してきた同フェスの最後を飾るテーマは、「自分探しの旅〜今、ここからはじまる」。雄大な海と澄んだ空、赤やピンクのコスモスを目の当たりにして、何を感じるか。時には今までを振り返り、立ち止まってみることも大切なのかもしれない。
最盛期は10月初旬から中旬ごろ。「満開はもちろん、少なくても健気に咲いているコスモスは愛しいです。ぜひ遊びに来てください」と、スタッフは話している。「早く咲くように長く持つように」
と心の中で祈る日々が続く。
tel029・265・9001 (国営ひたち海浜公園) |
秋らしさを感じる 「コキア」は、昨年試験的に植栽し、 今年で2年目を迎えた。「みはらしの丘」には、見事な紅葉を見せるコキアが広がる。
ふっくらと丸みを帯びた形から、和名を「ほうき草」 というが、緑から赤に染まっていく姿は圧巻。食用としても知られ、名産地の秋田では和え物などに使われる。形や色、歯ざわりがキャビアに似ていることから別名「畑のキャビア」「日本のキャビア」とも。紅葉は9月下旬ごろから始まり、最盛期は10月中旬から下旬という。 |
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あかつき |

サイケ |

ピコティー |
白地に赤色の縦じまが特徴。
絞り咲きで開花が早い |
花びらの内側にもう1つ花びらが
あるような形。栄養状態により、
一重から半八重のものが咲く |
白色のベースにピンクの縁取りがあり
「かわいい」と人気が高い。
名称の由来は赤いカーネーション |
| コスモス豆知識 |
◇チョコレートコスモスは長生き?
多くのコスモスは1年で枯れてしまうが、 チョコレートコスモスだけは宿根草で、 霜よけをすれば冬を越すことができる。 園内や店頭に並ぶチョコレートコスモスはすべて園芸種。 原産地・メキシコの自生種は絶滅したといわれている。 |
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