内容を知ることが大事 |
ある会社員が、心筋こうそくで2週間入院した。妻が保険会社に請求すると、「そんな入院じゃ払えない」。契約時、「保障が下りる」と説明されたのに―。
この保険は、がん、脳卒中、心筋こうそくになった際の保障をうたっているが、証書を見ると「実際に下りるのは、発症60日後に労働制限を受ける場合。重病でないと支払われない場合も多い」
と、相談員の山口京子さん。保障事業部の瀧田昌範主任も、「59日だったら大変」と話す。
また、入院初日から保障が出ると言われ、 それではとお願いしたら、毎月の保険料が高くなった上に、死亡保障まで減額されていた、という事例もあるという。 |
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相談で解消、保険の不安 |
ある自営業者の例。「主人に何かあっては」と、1億円の保険に入っていたが、本当に必要なものを残し、削ったら保険料は3分の1に激減した―。
会社員の場合、旦那さんが亡くなると、妻に遺族厚生年金が一生涯、 子供にも遺族基礎年金が18歳まで支給される。「そんなにいらないのに、 高額な保障に加入している人もいる」。相談員の岡嶋洋子さんは指摘する。
自分の保険の満期時に、お金が戻ると信じている人もいる。「多くの人が契約している定期保険は期間内に死んだり、高度障害にならないとまったくの掛け捨てとなります。これを知って初めて自分の意にそぐわない保険だと気づく人もいます」と相談員。 |
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保険は高い買い物 |
契約者の側にも問題はある。 「おつきあい加入」 や 「おまかせ加入」 が多く、 不利な保険に切り替えて損をする場合が多い。 地域や商売上のつき合いで、 不要と知りつつ入る場合もある。 それぞれ事情は複雑だ。
「保険はお墓まで持っていけない。 月々の払いは小さくても総額は高い買い物だから、 証書をちゃんと読んで理解してほしい。 自分の保険内容が分かり、 納得して入れるように、 そのお手伝いをするのも生協の役目」。 岡嶋さん、 山口さんの表情が引き締まった。 |
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