関東の小京都とも呼ばれる笠間市には、モダンさと自由な感性を取り込んだ伝統工芸品「笠間焼」がある。その魅力は信楽焼から派生したといわれ、市内にある数多くの陶芸工房には、今も個性豊かな作品が生み出されている。そんな笠間焼の世界に足を踏み入れてみたい人はまずは陶芸体験を。笠間市笠間の「笠間工芸の丘」ではロクロや手ひねり、絵付けなどの教室が初心者でも気軽に体験できる。今回、ベターライフみと読者3人に陶芸にチャレンジしてもらった。さて、初めてのロクロ体験の感想は? |
園部さんは「陶芸をする友達がいて、自分だけのオリジナル作品に魅力を感じています」と夫婦で仲良く参加。主婦の西村さんは栃木県益子町から転勤してきた。「器や陶芸に興味があり、せっかく茨城県に住んでいるので、笠間焼の歴史も知りたい」と意気込みもたっぷり。
作る過程ではさまざまなコツがあって難しそう。例えば、ロクロを回す際のペダルのスピードが速いと遠心力がかかってしまい、遅いと手の力が強くなってしまうという。指の加減なども余計な力を入れずに表面をならしていく感じに。 |
柔らかい粘土に触れ、少し戸惑いながらロクロを回し始めた3人。西村さんは「土に触わるのが気持ちいい」と話し、あさ子さんも「昔の泥遊びを思い出したわ」と懐かしそう。奮闘する2人は時にインストラクターに助けを求めてアドバイスを請う。一方、満さんはマイペースで次々に作り上げていく。「慣れと経験だね。難しいよ」と話すが手際よく進めていく。
いよいよ完成。出来上がった作品を満足そうに眺める3人。作品は1週間ほど乾燥させ、色づけして焼いた後に自宅に届く。乾燥などで完成品は一回りほど小さくなることを念頭に入れておく。西村さんは「最後に作ったものが自分らしいかな。納得いかないのでまたやってみたい」。満さんは「難しいと思ったけど、いい経験」と笑顔。あさ子さんは「イメージ通りいかずに奥が深いわ」としみじみ。
この体験コースは週末は県内外からの予約でいっぱい。ゆっくり覚えたいのなら平日がおすすめだとか。初心者には手ひねりコースのほうが比較的やさしいが、貴重なロクロ体験をして、笠間焼にたっぷり浸ってみてはいかが。
ロクロ体験の基本料金は2100円(税込み)。焼成代と送料は別。焼成代は1点につき(11センチまで)840円から。体験の所要時間は1時間45分。1日だけじゃ物足りない人は、教室(全12回)もあるので、ぜひ試してみてはいかが。 |
手順1
手順2 |
(1)右手をキツネの形にして、左手を添える
(2)スポンジを使って水分を取り除く |
(3)糸をピンと張って平行に切る
(4)削りや乾燥で最終的には2割減の大きさになる |
手順3
手順4 |
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